3 反地球「ヤハウェ」の謎 - UN-UNSOLVED オカルト異説総合検証サイト

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1.太陽系第12番惑星「ヤハウェ」

サイエンスエンターティナー飛鳥昭雄先生が提唱する太陽系第12番惑星「ヤハウェ」はいわゆる反地球である。

飛鳥先生の説によると今から約4500年前に天体「ヤハウェ」は木星の大赤斑直下に存在する超巨大火山「クロノス」から誕生し、太陽系第11番惑星「フェィトン」へ大接近し潮汐作用により破壊。その後火星への大接近により火星の人類を滅ぼした。
また地球にも大接近し、その際潮汐作用により月を破壊し内部の熱水により地球に「ノアの大洪水」を引き起こしたという。
大激変によって地上に生息していた恐竜を含む多くの生物がは滅亡したという。

飛鳥先生は仮説だけでなく、かねてより物証の一つとしてこの謎の天体「ヤハウェ」の写真を公開している。
写真などを公開すれば検証の対象となるリスクを冒してまで・・・

太陽系第12番惑星「ヤハウェ」の存在有無によて地球の古代史は大きく書き換えられることになるというとんでもない仮説という意味においては「トンデモ仮説」であるが、ここは慎重に検証を行う必要があると考える。




2.太陽系第12番惑星「ヤハウェ」写真の変遷

飛鳥先生が公開した第12番惑星「ヤハウェ」写真に関する説明について検証しておこう。
写真の撮影された経緯は以下のとおりである。

1978年に金星探査機パイオニア・ヴィーナス2号によって偶然発見され、1978年、ボイジャー1号を故障とみせかけ写真撮影させそのあと、軍事衛星(コードネーム・ヤハウェ)によって撮影。
例の写真はこの時に撮影されたもの。1990年2月14日にボイジャー1号が写真撮影(広角カメラ40枚目)。
時期/出典元
説明概要
93年「ムー155号」P.14~15・130~135より
1:JPLからハレーション無しのモノクロ写真が流出 
2:NASAがハレーション無しの青い写真をストロボ撮影 
3:このとき光のハレーションが写り込んでしまった 
4:コンピュータ処理で赤い色に変換 
5:タイタンの想像図ということにした 
6:最近はタイタンの模型だと言っている 
7:飛鳥先生は、ある天文学者からハレーション無しのモノクロ写真と
ハレーション無しの青い写真を見せてもらっている
(見せてもらうだけという条件で、公開は拒否)       

94年「恐竜には毛があった!!」P.165より
1:モノクロ写真が流出 
2:宇宙のマット画家に写真と全く同じ天体を赤い色で描かせる 
3:別の天体の模型イラストとして公表 
4:コンピュータ処理で赤い色に変換 
5:真実は青い色の天体かもしれない(飛鳥先生の推測)         

注:内容から見て、上のムーより先に書かれた可能性あり。
95年「太陽系第12番惑星ヤハウェ」P.234~P.244より
1:JPLがハレーション無しの青い写真からモノクロ写真を作る 
2:JPLがハレーション無しの青い写真をストロボ撮影 
3:NASAがコンピュータ処理で赤い色に変換 
4:NASAから一般に公開され、雑誌へ提供された 
5:写真ではなく、タイタンのマットペインティングだと説明 
6:タイタンの模型だと説明 
7:飛鳥先生は、K教授からハレーション無しの赤い写真と
ハレーション無しの青い写真を見せてもらっている   

98年「アスカ・ファイル5」P.74~P.79  より
1:JPLからハレーション無しのモノクロ写真が漏洩 
2:NASAから赤い写真がタイタンの想像図として雑誌に掲載 
3:最近はタイタンの模型だと言っている 
4:飛鳥先生は、ある天文学者からハレーション有りの赤い写真(注)と
ハレーション無しのモノクロ写真とハレーション無しの青い写真を見せてもらっている
(提出は拒まれている)             

注:真っ赤な天体写真とは別に真っ青な天体カラー写真も、彼は持っていたのだ。
(中略)真っ青な惑星の方には、全くハレーションが入っていなかったのである(P.77)。
初期に公開された写真について出自に関する情報に差異が見られることは間違いない。この差異が一体何に起因するものかいずれ明らかにされるのだろうか。ここで取り上げた写真は「コスモス」(旺文社)に掲載されていた土星の衛星タイタンの模型であることが分かっている。記憶に間違いがなければ「ワンダーライフ」(小学館)の読者投稿で指摘されたのが最初だったと思われる。

なお2019年までに飛鳥先生は太陽系第12番惑星の写真はハレーション無しのものや、それどころか無人軍事探査機「アロン」によって撮影されたとされる地表写真まで公開している。
写真の真贋について公開時の情報を元に追いかけることは(情報量的に)非常に大変な状況になっていることだけは間違いない。


3.軌道問題について

反地球の存在について近代天文学によって否定されている。
Wikipediaの説明を引用しておこう。

<引用>
天文学や天体力学の発達によりこのような惑星の信憑性は失われ、太陽系の未知の惑星候補からは消えていった。

1619年にケプラーの法則により軌道長半径と公転周期の関係が明らかになると、反地球は太陽の陰ならどこでもいいというわけではなく、地球と同じ軌道長半径でなければならなくなった。また、離心率など他の軌道要素も、地球と同じ(軌道要素によっては正反対)である必要があり、そうでないと太陽の陰からずれてしまう。

1760年ごろレオンハルト・オイラーにより、制限3体問題の直線解(のちにラグランジュ点L1・L2・L3と呼ばれる軌道)が発見されると、反地球があるとしたらその軌道は、地球よりわずかに太陽から遠いL3ということになった。同じラグランジュ点のL4・L5にはトロヤ群小惑星が存在しうる(地球軌道のL4にある2010 TK7は、はじめて存在が確認された地球のトロヤ群小惑星である。ただし地球のL5には未発見)が、これは、L4・L5が有効ポテンシャルの極小点であり安定なためである。しかしそれに対し、L3は鞍点にすぎず不安定である。つまり、反地球がわずかでもL3から動径方向に外れると、坂道を転がり落ちるようにL3から遠ざかってしまう。したがって、軌道修正をしない天然の天体がL3に留まり続けることはできない。
</引用>(Wikipediaより)

しかしながら飛鳥先生の説ではケプラーの法則を見事に乗り切っている。
百聞は一見にしかず。



(図引用元 学研ムー2019年1月号「太陽の向こうに隠れて公転する謎の惑星 反地球ヤハウェ」より)

確かにこの説にしたがえば、反地球「ヤハウェ」は地球から見て常に太陽の向こう側に存在し続けることができる。目から鱗である。


4.それでも残る謎

ヴェリコフスキー理論にしても反地球にしても質量に関わる問題を避けてはとおれない。

<引用>
さらに、太陽系内の物体は惑星からの摂動により刻一刻と軌道要素が変化するため、太陽の裏側に留まり続けるのはさらに困難になる。また逆に、既知の太陽系の天体、特に地球近傍小惑星や彗星の軌道が反地球による摂動で変化するため、たとえ光学的に観測できなくても、惑星オーダーの質量がある天体ならその存在を確認できる。1846年には、同様の原理で海王星が発見されている。
</引用>(Wikipediaより)

太陽系内に惑星規模の質量が存在していれば、他の惑星の軌道に揺らぎが発生する。
反地球だけでなく地球の軌道にも影響が発生するため、目視できなくても存在は世界中の天文学者から確認されてしまうのである。



飛鳥先生は太陽系第12番惑星に関わる情報や写真を継続して公開している。
今後も新情報とともに質量に関わる問題も全く新しい見地で解明してくれる可能性もあるため、目が離せないことには違いない。


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