2 臨死体験の謎 - UN-UNSOLVED オカルト異説総合検証サイト

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1.臨死体験の謎

果たして、臨死体験は、死後の世界の証明足り得るのだろうか?
臨死体験の主な物を挙げてみよう

・治療の一部を見下ろす形で見ていた
・出口が輝くトンネルの中を移動した
・「白色光に身を包んだ何か」が近づいてきて自分にまだ死ぬ時期でないという



「死後の世界」が存在する考える研究者はこうした”死の床”で目撃された光景が、異なる文化を超えて類似している点に注目する。

ところが、そうした研究者は、体験報告の多様性に関してはひどく軽視する傾向がある。
地獄に落ちた体験を頻繁に語る患者もいるそうだ。
つまり、患者の体験談は非常に広範囲に渡っており、その内の要素をわずかにしか共有しないものから非常に沢山共有するものまで、幅広くあるということである。
また、実際には生死の境をさまよう患者の多くが、臨死体験などしないという事も重要な点である。



2.臨死体験の報告は信頼できるのか?

臨死体験の報告は、研究者によって、どのように集められるのだろう?
ある場合では、病院の医師や看護婦に調査用紙を送って回収する場合もある。
また、マスメディアを利用する場合もあるだろう。
前者の場合は、直接本人からのものでないため、研究者の元にとどく情報が実際のものと異なっている可能性がある。
後者の場合は、直接本人からのものであった場合にしても、体験から何年もたっている場合が多くそれでは、前者同様、不要な解釈等が加わっている可能性が高い。

以上から、臨死体験を踏まえて「死後の世界」を議論するには十分な注意が必要であると言わざるをえない。



3.臨死体験をひも解く

では、臨死体験が幻覚である可能性についてはどうだろう?
臨死体験で見た光景と、麻薬等による幻覚の間にはかなりの類似性がある。

麻薬による幻覚の特徴

・長いトンネル映像
・まばゆい光
・別世界の住人
・死んだ友人や生きている友人の登場

こうした幻覚がどうして、患者に起きるのか?
患者は麻薬などしていない・・・
これは、大脳酸素欠乏症が引き起こすものである。
まさしく、幻覚を見るには酸素は必要なかったのだ。

大脳酸素欠乏症が起きるとまず、最初に幸福感と全能感がやってくる。
その後、神経の損傷が進むと、批判的判断が下せなくなり、現実感が薄くなり幻覚を見るようになる。

では、意識を回復した後に、意識を失っている間に耳にした言葉や会話を思い出すのは何故なのだろう?
これは、意識のない間も人間はしっかり記録する事ができるからだ。
つまり、全身麻酔をかけられた、無意識の状態であっても、脳は情報を記録し保持する力を持っているために起きる現象にすぎない。



4.体外離脱の謎をひも解く

では、自分の体を見下ろす位置から見たという証言についてはどうだろう?
霊体(=プラズマみたいなもの?)となって実際に体を見下ろしているのだろうか?
これは、記憶から視覚像を形成する際によくある事なのだ。
大多数の人は、過去の事を思い出すときに、自分がいた場所を視野に入れるような位置から眺めた映像を再現するのだ。

余談だが、体外離脱経験者と未経験者では、催眠術にかかりやすいのは経験者の方だそうだ。
催眠術にかかりやすい人は想像上の出来事や暗示された事件を、催眠状態以外の状態でも、現実のものとして経験しやすいそうである。



5.終わらない謎

以上の説明だけから、「臨死体験」がそのまま「死後の世界」が存在するとは言えないが、存在しないとも言えない。

国家や宗教を超えた報告について継続して慎重に分析を続けていくことが必要だろう。


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