1 オカルト肯定派vs否定派の議論 - UN-UNSOLVED オカルト異説総合検証サイト

UN-UNSOLVED
Positive  /  Negative
オカルト異説総合検証サイト
UN-UNSOLVED
オカルト異説検証サイト
コンテンツに移動します
■肯定派 vs 否定派



1.はじめに

およそ30年ちかく前に隔月刊誌「ワンダーライフ」(小学館)(※以下WL)で飛鳥先生が「ショックサイエンス」を連載していた時期、やはりマンガの情報が科学的に間違っているということで、肯定派と否定派の間で論争が起きたことがありました。

今読んでも論争の内容が非常に興味深く色あせない内容です。
廃刊されて久しく、この雑誌の該当記事を目にすることは非常に難しく、またオカルト議論のあるべき姿を立ち返って検討するために極めて重要なサンプルとして以下に引用して最後にワタシの意見を記載させていただきます。

なお記事はWL16号、17号の読者投稿コーナー「ワンダラクラブ」からの引用であり、投稿者の名前は実名で掲載されていましたが全て匿名に変えさせて頂きました。






2.飛鳥情報・否定派の投稿
WL16号掲載された読者投稿からの引用です。

<辻斬りごめん>

シヨツクサイエンスで最露された分光観測の信頼性についてどう考えるかという質間があったので、これについて述べておきたい。

どう考えても、前世紀から研究が積み重ねられ理論的な解明も成され、今日分光学としてまとめられている、ごく一般的な分祈法かあてにならないということ自体が矛盾しているし、そもそもレインジヤ-十号は軟着陸の準備段階として月に命中させ破壊される前に月面のクロ-ズアップ写真を撮ることを目的に設計されており、着陸して大気成分や温度、気圧を観測するようには作られておらす、あの話は最初から矛盾しているわけだ。

私はWLを創刊号から買っており、当然ショックサイエンスも全部読んでいるが、このことに限らずあすか氏の情報は全て信用できないと考えている。

これは重要な問題だし、よい機会でもあるのでショックサイエンスの矛盾についていくつか指摘しておくことにしよう。

たとえぱ恐竜ミステリ-の内容では、恐竜は哺乳類で毛が生えており、絶滅したのは4500年前で現在でも少数は生きている。そして恐竜が哺乳類である証拠は、骨の中のハバ-ス管と翼竜に毛が生えていたことを挙げているが、残念ながら全てに間違っている。

たしかにハバ-ス管は哺乳類や烏類に多く貝られ、かつてはそれが恐竜温血説の有力な証拠だつたこともあるが、それは温血動物か冷血動物かのめやすであり、哺乳類と爬虫類を区別するものではない。また、現在では詳しい研究の結果、爬虫類にもそれが存在することかわかっており、温皿動物を示す証拠にすらならない代物てある。

次に翼竜の毛であるが、これは論外である。たしかに翼竜に毛が生えていたのは事実だが、翼竜は恐竜ではないから、比較しても意味がない
だろう。第一、恐竜の肌については、皮膚、皮膚の跡、足跡の化石から大小さまざまな爬虫類型のウロコによって覆われていたことがすでに判明しており、現にそれは博物館に展示されている。毛が生えていたというあすか氏の主張はさっぱり理解できない。

あすか氏の説によると、シーサーペントやコンゴドラゴンが生きている恐竜なのだそうだ。どうやらあすか氏は恐竜の定義も知らずにあれを書いたらしい。

恐竜と呼ぱれるのは竜盤目と鳥盤目に属する生物だけで、空中を飛んだ恐竜も水中に住んだ恐竜も過去に存在した事実はない。たとえぱ誰でも恐竜も思っているモササウルスやブレシオサウルス(首長竜)といった海生爬虫類は恐竜ではなく、むしろワニの万がずっと恐竜に近い生物てあるし、彼らを恐竜とするならワニはおろか、へピやトカゲまても恐竜としなければならないだろう。なお、翼竜や海生爬虫類を恐竜として紹介している本がいくつかあるが、それは著者が勘違いしているだけである。

また、古い本にはハドロサウルスやブラキオサウルスといつた一部の恐竜が水中で生活していたように記述されてあるが、現在ではそれが間違いてあったことが証明されている。
とにかく一般の人(私もそうだ)が恐竜について勧違いをしているのは仕方ないが、恐竜の真実を公表するするといっておきながら、同じ勘違いをしていては冗談にもならないではないか。(中略)

残念ながら、ヤハウエイ自体も存在しないだろう。たとえ地球から見えなくとも、そのような惑星が存在すれぱ、天文学者達によって必ず見破られてしまうからだ。惑星は常に他の天体の持つ重カの影響を受け、摂動とい一つ軌道のふらつき現象を起こす。

従って、もしも仮にやハウエイが存在すれば他の天体に対し、当然ながら摂動を起こすことになる。

そのため、たとえぱ火星の軌道を観測すれは、その摂動は理論値を上回ることになり、その理論値からのすれば地球から見て、太陽の反対側(衝)では最低となり、太陽の向こう側(合)ては最大となるだろう。
当然そのような惑星が存在すれば、NASAが隠しても世界中の天文台てたちまち発貝され、その質量まで計算されてしまうし、NASAという組織がてきる以前に発見されたはすである(ただし、天王星、海王星の運動には理論と一致しない部分があり、NASAも探査機を使って、その外側にある末知の天体を発見しようとしている)。

これらはショックサイエンスの数ある矛盾の一部にしか過ぎす、いくら書いてもきりがない。私は何も全てを頭から否定しようとは思わないし、まして超常現象を否定してるわけではない。ただ、科学的な常識を容易に覆せるなど、そう簡単に考えるべきではないと言いたいのである。

(愛知県・K・28歳)


追伸。私は超常現象を信じており、責誌を創刊号から買っている者ですが、責誌が偽情報に振り回されていることに対してとても残念に思っております。

たとえぱ、アダムスキ-の話をいかにも隠された事実のごとく褐載していますが、このような世界中のUFO研究家でさえ否定しているようなものを真実追究雑誌と称する貴誌が取り上げるのはいかがなものでしょうか(ム-誌でさえこんなものは取り上げないというのに)。
おそらくこの情報を事実として取り上げたい理由は、貴誌があすか氏の思想-大衆は嘘の情報を与えられている-による影響を愛けているためでしょう(どうもあすか氏はあの悪名高い偽文書、シオンの議定書の影響を受けているようだ)。

たしかにNASAが宇宙空間て遭遇するUFOの存在を隠しているという程度のことはあり得るかもしれませんが、だからといってなぜNASAの情報の全てを疑う必要があるのでしようか。これてはまるで被害妄想という他ないではありませんか。

私が思うに、貴誌はあすか流終末思想に染まり過ぎてるように思えます。このような思想からは早く脱皮をして、もう少し科学を尊重しだ雑誌になることを期待します。

(たとえば、ショックサイエンスの内容は本文に書いたとおり矛盾だらけですし読者の方々があの話を頭から信じ込んでいることには問題があると思います。)

だいたい何でも知ったかぶりをして、思ったことを活字に出来る自分の立場を利用し、あのようなえせ情報-本人はそう思っていないでしょうが-を垂れ流すのは、科学者に対して失礼ですし、まじめな超常現象研究家にとっても迷惑でしょう。

また、このような連中がいる限り、いつまでたってもこの分野は科学者から相手にされないでしょう。

とにかく本気で真実を追究する気が少しでもあるなら、(少し長すぎるかもしれませんが)無理をしてでも全文掲載してください。

矛盾を承知であの話を信じてるかどうかは他の読者の勝手なのですから。

(愛知県・K・28歳)




3.飛鳥情報肯定派の反論
WL16号のKさんの読者投稿記事に対する反論です。
以下WL17号で掲載された読者投稿から引用します。

◆辻斬りこめんのK氏の意見に恐竜の部分に限り反論させてもらう。
最初にことわっておくが、私は、あすか信者ではなく、ただの一人の恐竜好き(UMAも舎む)な一人の勉強家である。
(研究とは、おこがましくていわない)。

まず、ハ-バス管であるが、温皿、冷血かの目安とあるが、確かにそのとおりで、どこにも、断言していない。さらに骨細胞の突起が爬虫類30~40に対し、恐竜70~100。これは哺乳類と同じてあるとし、さらに、それらの研究が行われた場所や教授の名まて挙げられている。それに対し、K氏の文中に爬虫類にもハ-バス管があると言われているがどこの研究か記されておらす、少なくとも、あすか氏の作品と比べられるものになってない。それが自信のある情報なら、いかなる場での結論であるのか明記すべきである。

翼竜に関しても、ソ連で状態のよい化石が出るまで、毛がないとされていた事は、周知の事実であり、その事実を、あくまで翼竜として書かれており、どこにも恐竜などと書かれていない。これも科学者たちの盲点を指摘した作品として書かれているにすぎない。
                   (中略)
この様な論理の飛躍や、自己論理の矛盾、(ハ-バス管を挙げながら、ヘビ、トカゲまて、恐竜とむりやり結びつけようとしていること)を起こす前に、もっと、一般人なりに、資料をよく整理することである。少なくともあすか氏は、豊富な資料に基づいて作品を書いている訳てあるから、それに反論し、論破しようとするならぱ、少なくとも、それに敗けないくらいの資料をよく整理し、検証してみるべきである。あすか氏の理論には、少なくとも、証明と結論が結ぴつけられ理にかなったものに仕上がっているが、Kの文は自己論理の矛盾、飛躍は、目を覆いたくなるばかりである。しかも、あすか氏の本文をよく解釈されてないばかりか、表面上の表現法の挙げ足とりにすぎない。
                    (中略)
他の読者にも言いたいが、中途半端な反論はするな、である。反論するからには、それに対し何らかの定義、裏づけ、証明を持ってせよである。安易な言動は慎め、少なくとも、自分なりに研究してから結論なりを出せ、である。

(東京都・T・?歳)


◆ワンダ-ライフ第16号のK氏の投書は確かに豊かな知識に裏打ちされています。しかし、「NASAの情報の全てを疑う」(少なくともK氏はそう思っているようだ)WLの(そしてあすかあきお先生の)姿勢を批判しているK氏自身が「あすか氏の情報は全て信用できないと考えている」のですから大笑いです。これこそ矛盾ではありませんか。

恐竜哺乳類説は、あすか先生とて可能性を論じているどけの様だし、ましてや恐竜の全てが毛の生えた哺乳類だなどとはどこにも書かれていません。「恐竜と呼ぱれるのは-云々」に至ってはただのへ理屈にすぎません。

ショックサイエンスは確かに多くの矛盾に満ちていますが、それは多くの人々(もちろんあすか先生自身のものも、含まれる)の様々な考え方を取り入れているショックサイエンスの性質上、当然の事ではないでしようか。
結局K氏はあすか先生に対する被害妄想でせつかくの優れた主張を台無しにしている気がしてなりません。僕もあすか先生の情報とそれに基づく仮説が完壁だとは思っていませんし(あすか先生自身そうでしよう)、頭から信じ込むのも危険だと思っています。しかし完全否定はその上を行く大愚です。ある意味でK氏はその両方に属しているのではないでしようか。

(徳鳥県・H・17歳)

◆Kさんの言う「真実を追求する」は本誌の方向性とは違うように思います。嘘っぽいあやしい情報を切り捨てることが、「真実を追求する」という事ではなく、偽の中にも「ひとかけら」の真の可能性がある限り、見逃さす追究するのがWL誌の使命てあると思います。これをあなたは「あすか流終末思想」と言っています。10年以前前に五島勉氏が「ノストラダムスの大予言」の中で「人間の吐きだした汚染が大気中にたまり天から災害が降りそそぐ」と言っていました。当時の学者は「そんな事は科学的にあり得ない」と、五島氏を「宗教的終末思想家」として扱いました。どちらが正しかつたかは、どんなバ力でもわかるてしよう。これは「終末思想」ではありません。WL誌も「思想」ではありません。あなたは、読者が記事を頭から信じることを心配していますがあすか氏も志波氏も「自分は教祖ではない」「1つの情報として受け止めて欲しい」と何度も言っています。逆に言えぱ、あなたが述べていたような「科学的常識」もWL誌では、あすか氏やアダムスキ-の話と同様に、1つの惰報として扱うのです。ヤハウエイにしろ、5年以内に公表されると、あすか氏は言い切っているのですから、学者の驚く顔を期待して保留にしておくのも面白いじゃあないですか。

(埼玉県・K2・19歳)


◆初めて手紙を差し上げます。私は・・・ちよっと待て!
「私は貴誌を創刊号から読ませてもらっている者だが・・・」WLにらすこのての書き出しは多いように思われますが、一体これってどんな意味があるのでしよう。私も使ってみよう。

「私は貴誌を5号から愛読していますが・・・」。やはり好きになれない。

何故か創刊号から読んでいる人のほうが、そうでない人より偉いんだという優越感が混ざっているような、そんな気がします。こんなのはいかがてしよう?「ハ-イ今日は!私2?歳の主婦で3歳の子供の母親です」(いい年して馬鹿みたいだ)。まあとにかく私は隠れWLファンです。
ワンダラワラプって、号を重ねるに従っておもしろくなっていますね。
編集者のハッパかけにつられて、どんどん読者全員が参加すればいいのに。そう言う私もつられました。読者にもつとハッパかけてください。

そうしたらもつと良い雑誌になるのじゃないかな。できるなら1999年まで潰れないでくださいね。K氏の「辻斬りごめん」に
ついてですが、これ読んでガ-ンときましたね。なるほど、ふんふん、こういう見方もあるのですね。確かに科学というものを基礎にしたものの考え方と見方というの大切なことで尊重されるべきだといます。しかし私にとっては、あすか氏支持が80%から72%に下がっただけです。何故「科学が否定しているからこのような考えは成り立たない。従ってあすかあきお氏の意見は大半はデタラメだ」と結論つけられなけれはならないのでしようか?あすか氏はNASAの情報全てを疑っているわけてはないと思います。もしそうだったらNASAが月に人間を送ったことそのこと自体が疑わしくなってきます。(最もあれは全てウソで、あの映像は殆ど造りもののセツトだから米国の旗がはためいていたのも地球上のことなのだから当たり前いうSF映画みたいな説もあります。私はあの説を気に入ってます。)

話が脱線してしまいましたが、つまり「科学的に言ってそれは成り立たない」と断言するのはその専門分野の科学者だって無理だと思います。
その分野を完璧に100%分かっているのでない限り。

ましてやUFO問題や謎と言れれる事柄はまだわからない事が多いのだから、「科学的」に言って、などと言うことは絶対できないと思うのです。日本の科学界においてUFO問題や超能カ等があまり取り扱われないのは、科学者が自分の地位や名誉を失うのが嫌なだけなのてすから。科学だって、昔は魔術や練金術と同じようなところから発展したはずです。常識を疑うことにこそ科学の発展があったのだと思います。そうでなければワンダラがワンダラでなくなってしまい、「ニユ-○ン」や「ク○-ク」のような科学雑誌になってしまいます。(以下略)

(福島県・S・?歳)


◆はっきり言って、私は「あすか信奉者」だ。しかし、あすか氏の情報については「わからない」としか言えない。しかし、今の科学が出している答えよりはあすか氏の説の方がはるかに面白い。あすか氏の説が教科書にでものってたら勉強も面白いだろ-に。まあ、そんなことはさておき、結論から言えば「書物を盲信しすぎではないのか?」ということ。が、私はKさんほど詳しくないので、言われてることにとやかく言うこともつもりもありません。(ヤハウェイのことについてはたしかに摂動の点で疑問は持っています。が、あすか氏だって知らないわけはない、と思うのですが)ただ、あすか氏とKさんの決定的な違いは「自分の足で、目で、調べているか、否か」です。
(たしかに、あすか氏も本当に海外などへ行ったりしたのか、ということがありますが、本人が写っている写真なとはその証明の材料になるでしょう。)

自分で何もしない、ただ本を読んだだけの人間の言うことと、実際に自分で調べている人間の言うことでは、当然後者の方の言っていることを聞きます。Kさんは最後に「矛盾を承知で-勝手なのですから」などと言っておられますが、私に言わせりや「ンな事言われる前に、聞く耳もたんわ」です。(笑)

(?・H・?)



4.肯定派VS否定派バトルについて

TVタックルといった映像メディアでなくてもWLという雑誌でこれだけフランクにやり取りが出来ていたということが興味深いと思います。今のご時世荒れることを恐れてこうした議論はあまり読者投稿欄に掲載しないと思います。
それにしても読者投稿1つに対して少なくとも5つの反論が投稿があったわけで今の時代だと完全に炎上案件ですよね。それを掲載した編集部の判断の凄さ。
今の時代に欲しい判断力ですね。

さてさてショックサイエンスの否定派と肯定派のやり取りを見ていてわかることがありますね。

議論するに際して発言者の前提条件が違うということです。

■肯定派
  • ショックサイエンスというマンガの内容は事実である。
  • アカデミズムやNASAの情報は嘘である。
  • 情報ソースがショックサイエンスである。

■否定派
  • ショックサイエンスはマンガであり内容はフィクションである。
  • アカデミズムの研究成果をもとに説明する。
  • 情報ソースはショックサイエンスを含む様々な資料である。

ショックサイエンスがテーマとなっていますが、実はショックサイエンスに閉じたお話ではありません。
オカルトや都市伝説について肯定派と否定派が議論する際にほぼ同じ問題を抱えているように思います。

そもそも前提条件が致命的に違っているため、議論にならないということです。

1点ずつみていきましょう。
①ショックサイエンスはフィクションか?
ショックサイエンスには写真付きの登場人物がたくさん登場します。
そのためマンガでありながら妙にリアリティがあります。
結果として見事に読者をショックサイエンスの世界に没入させることに成功しています。
日本でこうした実写写真とマンガの組み合わせて作品の世界観をリアリティあふれるカタチに仕上げる表現手法を確立したのは飛鳥先生なのではないかと思っています。
それはともかく・・・
実際のところマンガショックサイエンスの内容はすべてがすべて事実ではなく、マンガは自説発表の一手段であるということは飛鳥先生もその旨の発言をしています。
フィクションの範囲を正確に把握できるかは読者の力量にかかっているでしょう。
そういう意味でインターネットがまだ普及する前だった当時の小中学生にはちょっとハードルの高い作品だったのかもしれません。

②アカデミズムの研究成果について
アカデミズム(=大学の先生や公的な研究機関)の説が正しいかどうかは難しいところ。
特に日本の歴史なんてのは聖徳太子の画が実は聖徳太子でなかったり、鎌倉幕府は1192年に成立したわけではないと色々とちょくちょく変わったりしています。また恐竜に毛があったという説も飛鳥先生の哺乳類説が正しいかどうかは別にして今の研究成果とぶれてはいないように思います。
異説を唱える人にしてみればアカデミズムの説は間違っているという解釈も理解できなくはありません。
とはいえ肯定派・否定派いずれにしても「アカデミズムの説を知らない」=「勉強不足」なので、異説を弁護するときにはアカデミズムの説を知っていないと厳しいと思うんですね。
「敵を知り己を知れば百戦危うからず」って言いますしね。
己しか知らないと勝負にならないってことが奇しくも読者投稿から伝わってきますね。

③情報ソースについて
議論する際に情報ソース・資料が一つしかないとその説の妥当性を検証できないですね。
そして肯定側、否定側に限らず相手の説を根拠無しに頭ごなしに否定していてはいけないです。
相手の説も情報ソースの一つとして検証することが必要だと思います。
(むろん資料は量より質。質の高い資料が多ければ根拠になりますが、そうでなければ・・・ですが)

読んでみるとどちらの意見の方が妥当なのか見えて来ますね。



5.まとめ

そもそもオカルトや異説を議論するとき、立証責任は仮説・異説を唱えた側にあるので、肯定側は冷静に証拠をそろえて説明する必要があると思います。
そして否定側はオカルトや異説を舐めてかかる傾向があるようで、TVタックルなんかを見ているとあさってな指摘をしていることも少なくないように思います。
超能力者に物理学者をぶつけることの意味の無さ。
本気で検証するのであれば、マジシャンをぶつけるべきなんですよね。

オカルト・異説の論争で最終的にはよく分からない感情論で終わってしまっては詰まらないんですよ。
得てしてそうなる傾向はあると思いますが。
大槻教授と韮沢編集長のように練り上げられた漫才のようになって終われば良いんですけど、役者がポンコツだとただただ不快な罵り合いで終わってしまう可能性もあります。

上で引用した投稿の中で肯定側の投稿に「安易な反論は慎め」という意見がありましたが、これはナンセンスですね。
反論が安易であれば再反論すればよいだけです。
感情論になってしまった時点で肯定側のこの方の意見は負けです。

こうしたやり取りは「TVタックル」をはじめとした超常現象特番でも同じで、同じ土台に立っていない肯定派と否定派を戦わせるような構成というか漫才がずっと続いています。アレはアレで好きなんですけどね。

オカルトや都市伝説の議論番組は肯定派・否定派が前提条件を整理して同じ舞台で議論すれば一段階上のエンターテイメントになるのではないかと思っています。
肯定派・否定派とザッパにくくるのではなくテーマに応じて是々非々で分けてグループを分けてやり合えばもっと盛り上がるんでしょうけど。朝まで生TVでね。
(ただ視聴者からすると白黒はっきりしていた方が分かりよいのでしょうが・・・、難しいですね)

地上波からネットへと情報発信メディアの環境が変わっていく中で、オカルトが新しいエンターテイメントに生まれ変わるチャンスだと思っています。

平成から令和の時代に変わって良い方向に風が吹くとよいですね。
そういった環境を応援できるような情報を発信できるよう少しずつ頑張っていきます。
POLICY
本サイトは「月刊ムー」や「アトランティア」といったオカルトメディアを応援しています。でも検証は公平・素直に行います。

TERMS
・本サイトはリンクフリーです。
・本サイトは秘密組織と関係ありません。
・本サイトはインターネット広告があります。
OBSERVATORY
このサイトでは検証する際に引用や参考にした書籍やURLをできるだけ記載するように務めます。
Copyright © un-unsolved. All rights reserved.
POLICY
本サイトは「月刊ムー」や「アトランティア」といったオカルトメディアを応援しています。でも検証は公平・素直に行います。
コンテンツに戻る